2012年02月09日
積水化成品の「アクアロード」、JR九州で初採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品工業

積水化成品工業は9日、道路の冠水防止対策用として同社が開発、市場展開中の雨水貯留浸透槽「アクアロード」がJR九州に採用されたと発表した。2011年3月に「建設技術審査証明」を取得して以来、初実績となる。

福岡県大野城市の都市計画道路「下大利南ヶ丘線」と、JR九州鹿児島本線が交差するアンダーパス部に、集中豪雨が発生した際、冠水する恐れがあった。

同社の「アクアロード」は、道路(車道)の下に敷設する樹脂製のブロック部材で、雨水貯留浸透できる構造になっている。

今回、同製品の特徴である、軽量で施工性が良い、耐久性に優れる、従来工法に比べ工期短縮・コストダウンが図れる、などがJR九州に評価され、同地のアンダーパス部(91立方メートル、貯留可能水量約83トン)に採用された。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1328760328.pdf


施工中の「アクアロード」

施工中の「アクアロード」