2001年01月30日
プラ処理協、第3回IDENTIPLASTのツアー参加者募集
4月23日開催、会議後はプラント見学も
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:プラスチック処理促進協会

 プラスチック処理促進協会は、4月23日からベルギーのブリュッセルで開催される、プラスチックの分離・分別技術、EU指令に関する使用済み耐久消費財の処理技術に焦点を当てた国際会議「第3回IDENTIPLAST」へのとプラント見学を行うツアーへの参加者を募集する。
 日本では、今年4月から家電リサイクル法が施行され、OA機器についても指定再資源化製品への指定、廃自動車リサイクル法の法制化等個別製品に関する法律の整備が進みつつある。これら個別製品の多くは、難燃性を付与するため臭素系難燃剤を配合したプラスチックを使用しているが、このリサイクル技術の開発は充分とは言えない状況にある。
 プラスチック処理促進協会では、この技術開発が喫緊の課題であるとして、今年から基礎実験を開始する予定だが、このような国内の動きと近い状況にある欧州諸国において、APME(ヨーロッパプラ製造業協会)主催により今回の国際会議が開催される(プラスチック処理促進協会も協賛)もの。同協会では、この機会に日本の業界関係者が世界の技術動向に触れると同時に、会議後に分別プラントや廃棄物ガス化プラントなどを見学することのできるツアーを実施する。
 このツアーは、4月22日出発、30日着の9日間のツアーで、23~24日は国際会議に参加、25~27日にはミーティングやプラントツアーが予定されている。同ツアーに関する問い合わせ先は、プラスチック処理促進協会・総合企画室(担当:山脇隆氏、電話番号:03-3437-2251)。