2012年02月13日
旭化成ファーマの「緑内障治療薬」 米国で第2相臨床試験
【カテゴリー】:新製品/新技術(経営)
【関連企業・団体】:旭化成ファーマ

旭化成ファーマ(本社:東京都千代田区、浅野敏雄社長)は13日、同社が新規開発した緑内障治療薬化合物について、導出先である米国バイオベンチャーのアルテオス社(本社:米国カリフォルニア州)がこのほど前期第2相臨床試験に入ったと発表した。

同社はアルテオス社に対して、2010年3月、同剤化合物(AT907)の日本、韓国を除く全世界における独占的開発・販売権を供与する契約を締結している。

今回の前期第2相臨床試験は第1ステージで、緑内障ならびに高眼圧症の患者を対象に、28日間の点眼投与により安全性と有効性に関する検討を行なう。さらに第2ステージでは、現在の治療薬であるラタノプロスト(プロスタグランジン系製剤)との比較を行う予定となっている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1329101020.pdf