2001年01月30日 |
「ガス拡散電解」来月実用規模設備が完成 |
新化学発展協会、メーカー8社の共同研究進む |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:旭化成、旭硝子、ダイソー、東亞合成、東ソー、トクヤマ、三井化学 |
新化学発展協会はソーダメーカー8社の協力で画期的な省エネ技術として注目されている「ガス拡散電極電解技術」の開発研究に取り組んでいるが、2月中旬には東亞合成名古屋工場で行っていた実用電解槽の組み立て工事が完了、最終段階である実用規模設備による実証試験に入る。開発は(1)高度生産技術/品質や大量生産化のための技術(2)耐久性評価技術(3)実用規模電解槽による実証試験—の3項目を柱に1999年度から3ヵ年計画で推進している。 実用規模電解槽は、これまでの試験設備より大型の幅2,480ミリ、高さ1,220ミリと、ふつうに使われているイオン交換膜法電解槽と同サイズ。これによって電解槽の構造や連続生産技術の確認を行う。 研究協力会社は旭化成、旭硝子、鐘淵化学工業、ダイソー、東亞合成、東ソー、トクヤマ、三井化学の8社。 |