植物由来プラを使用した新商品

三菱樹脂は15日、ハムやソーセージなどの食品包装に使われる共押出多層フィルム「ダイアミロン」の原料樹脂に、植物由来プラスチック(ポリ乳酸)を25%以上使用した環境配慮型の新商品「ダイアミロンMF Pタイプ」を開発し、販売開始したと発表した。

ハム・ソーセージの大手メーカー、プリマハムの「キッチンライフ シリーズ」の包装材に採用されたが、植物由来プラスチックを使用したフィルムは業界で初めて。

開発にあたっては、ポリ乳酸(PLA)の強度を補うために、フィルム構成の設計や原料配合などに工夫した。

物性は従来品と同等レベル。石化原料の使用量削減と温暖化ガス排出抑制につながるため、同社では今後、環境配慮型包装フィルムとして積極的に市場展開していく方針だ。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1329291179.pdf

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