2012年02月16日
帝人、過酸化水素添加多段式オゾン処理技術が国内初採用
【カテゴリー】:新製品/新技術(環境/安全)
【関連企業・団体】:帝人

帝人は15日、水処理ビジネスの一環として展開している過酸化水素添加多段式オゾン処理技術「HiPOX」が、1,4-ジオキサン処理用として、四国・中国地方中心に産業廃棄物処理事業を展開する富士クリーン(本社・香川県綾歌郡、馬場一雄社長)に採用されたと発表した。

日本国内で初めての採用であり、帝人グループの水処理ビジネスが前進すると期待している。

「HiPOX」は、米国APTwater社が開発した、オゾンと過酸化水素を用いた促進酸化処理により、難分解有機化合物などの有害・汚濁物質を分解する技術で、オゾン注入量の低減や反応副生物を抑制する特徴がある。