2012年02月17日 |
大倉工業・12月期決算、増収益 建材部門に復興需要 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:大倉工業 |
大倉工業(本社:香川県丸亀市、高濱和則社長)が17日発表した2011年12月期連結決算は、売上げ、利益とも前年を上回り、最終利益は28.7%増と大幅増益の15億5100万円となった。 主力の合成樹脂事業は産業資材用フィルムが電子材料分野で在庫調整の影響を受けたが、液体輸送リキッドパック、農業用フィルムなどは堅調だった。新規事業の光学フィルムは液晶テレビ向けが減収、スマートフォンなどの携帯端末向けは伸長した。 建材事業は、主力のパーティクルボードが新用途のフロアー用や復興需要により販売数量を伸ばした。 【大倉工業・2011年12月期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率% ◇売上高 85,797(7.2) ◇営業利益 2,438(21.0) ◇経常利益 2,101(26.0) ◇当期純利益 1,551(28.7) ◇1株当たり純利益 25.35円(19.69円) <2012年12月期・通期(連結)予想> ◇売上高 87,500(2.0) ◇営業利益 2,600(6.6) ◇経常利益 2,250(7.1) ◇当期純利益 1,550(△0.1) ◇1株当たり純利益 25.33円 |