2012年02月21日
ブループラネット賞歴代受賞者がUNEPに共同論文発表
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:旭硝子

旭硝子財団(田中鉄二理事長)によると、20日ナイロビで開催された「第12回国連環境計画(UNEP)管理理事会特別会合本会議」で、ブループラネット賞歴代受賞者(21氏)が共同論文を発表した。

論文は「気候変動や生物多様性の消失、貧困問題を解決するには、現在、世界が直面する問題を早急に解決する必要がある」として、「国の豊かさはGDPで決めるのではなく、自然・人的・社会資本・環境に優しいインフラの4つの尺度を基準とすべきだ」などと訴えたもので、同発表を前に、第1回受賞者の真鍋淑郎氏(プリンストン大学上席研究員)ら14氏がロンドンに集まり文章にまとめた。

ブループラネット賞は、地球環境問題の解決に科学技術面で著しい貢献のあった個人・組織を表彰する制度(賞金5000万円)で1992年に旭硝子財団が創設した。今回の共同論文発表は、同賞の創設20周年を記念して行われた。