2012年02月24日

住友化学など8社共同のブラジルCDM事業、政府承認

【カテゴリー】：行政/団体（環境/安全） 【関連企業・団体】：出光興産、住友化学

農林水産省は24日、住友化学、出光興産、日本鉄鋼連盟など民間8社連名によるクリーン開発メカニズム（CDM）プロジェクトについて政府承認の申請があり、京都メカニズム推進・活用会議で審査した結果、承認されたと発表した。 申請者は、出光興産、沖縄電力、サントリーホールディングス、日本鉄鋼連盟、住友化学、住友共同電力、石油資源開発、東京電力の8社。 CDMプロジェクト名は、「ブラジルにおける工業利用向け再生可能木材供給源としての最速林」。同事業は、鉄鋼業で鉄の製造にあたり、化石燃料のかわりに再生可能なバイオマスである木炭を利用するため、生産性の高い樹種であるユーカリ種等の造林を行う。 造林面積は1万1711ヘクタールで、これに伴うCO2吸収量予測は、年間約7万6000トンCO2と見ている。