2012年02月27日 |
日本ゼオン、リチウムイオン電池の高容量化を実現 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日本ゼオン |
日本ゼオンは27日、リチウムイオン電池の蓄電容量を従来比5-15%高めた新規負極用バインダーの製品化に成功したと発表した。 長年にわたる電気化学関連の技術や高分子設計技術・経験を生かしてバインダーの分子設計を見直し、シリコン系物質を10%配合可能なバインダーの製品化を実現した。今後さらにリチウムイオン電池の大幅な高容量化が期待できるとしている。 新開発製品は、昨年11月から一部ユーザーに販売開始してきたが、2月から本格販売に転じた。 シリコン系物質を30%配合できるバインダーの開発にもめどがつき、今夏から実用化に向けサンプル出荷を開始する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1330481538.pdf |