2012年02月28日 |
旭硝子、北海道曹達を子会社化 電解事業再構築 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子(AGC)は28日、か性ソーダの中堅メーカー、北海道曹達(本社:苫小牧市、赤松伸一社長、資本金12億円)の株式51%を取得し、子会社化したと発表した。これまでも筆頭株主として32.7%を保有していたが、このほど2位株主の日本製紙から15.7%、同4位の日本軽金属から2.6%分を譲り受け、合計比率を51.0%とした。 鹿島電解からは資本を引き揚げる一方、既存の千葉、鹿島両工場に北曹を加えた3拠点の一体運営化により国内電解事業の再構築を図る。生産バランスの最適化と設備効率化により同事業の競争力強化を急ぐ。 旭硝子は海外ではインドネシア(アサヒマス・ケミカル)とタイ(AGCケミカルズ・タイランド)に電解工場を持っており、国内3拠点と合わせたか性ソーダ生産能力は年産150万トンと、アジア地域トップクラスとなる。 【北海道曹達の概要】 (1)社 名 北海道曹達株式会社 (2)所在地 北海道苫小牧市 (3)資本金 12億円 (4)子会社化後の出資比率 AGC51%、日本製紙10%、王子製紙9.8%、日本軽金属6.2%、その他23% (5)設立 1949年 (6)事業内容 基礎化学品、化粧品原料、一般用塩などの製造・販売 (7)従業員数 137人(2011年12月現在) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1330404322.pdf |