2012年02月29日 |
日本触媒、リチウムイオン電池用新規電解質を開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:日本触媒 |
日本触媒は29日、革新的なフッ素化技術を応用して、リチウムイオン電池用の新規電解質であるリチウムビス(フルオロスルホニル)イミド「LiFSI」の工業的製造方法を確立したと発表した。 2013年度から年産200-300トン規模の設備により本格生産を開始し、2015年度にはリチウムイオン電池用電解質として20億円以上の売り上げを目指す。 新開発した「LiFSI」の特徴は次の通りである。 (1)高電流負荷特性、低温特性、高温保存特性、充電保存特性等のリチウムイオン電池の諸特性を多面的に改善する。 (2)電池の膨れを防止し、長寿命化を実現する。 (3)悪影響を及ぼす性能項目がほとんどないため、添加剤として広く使用できる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1330488712.pdf (英文) NIPPON SHOKUBAI announces developing Electrolyte for Lithium Battery ・・・ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1330488712.pdf |