2012年03月01日
トクヤマ、DBJから最高ランクの環境格付を取得
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:トクヤマ

トクヤマは、日本政策投資銀行(DBJ)の環境格付審査を受け、最高ランクの「DBJ環境格付」を取得した。この環境格付に基づき、環境シンジケートローン契約を締結した。

「DBJ環境格付」は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化し、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという「環境格付」の専門手法を導入した融資手法である。
トクヤマは今回、最高ランクである「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」との格付を取得した。

これは、(1)「社会と共鳴する経営」を掲げ、積極的にCSR推進に取り組んでいること(2)多結晶シリコンをはじめとする環境貢献型製品の技術開発体制を有している(3)徳山製造所において発生する廃棄物をセメント工場で受け入れるなど、高いリサイクル率および廃棄物を出さない資源循環型システムを構築している(4)エネルギー、マテリアル、技術で強力に結び付くインテグレーション(統合・集積)を実現し幅広い事業展開のシナジーを創出しているーなどが評価された。