2012年03月02日
第一三共、ワクチン事業でグラクソと提携 合弁会社設立
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は2日、グラクソ・スミスクライン(GSK=本社:東京都渋谷区、本部:英国)とワクチン事業で戦略的提携することにし、両社折半出資のワクチン合弁会社を設立すると発表した。資本金は1億円で今年4月2日付で設立する。

ワクチンを取り巻く事業環境の変化に対応する。グローバルな開発ノウハウ、パイプラインを持つGSKと、日本でワクチン製造・販売・流通基盤を有する第一三共の両社がそれぞれの強みを生かし、ワクチン事業に特化した専門性の高い企業を目指す。

【新会社の概要】
◇商号  ジャパンワクチン株式会社
◇設立日  2012 年4 月2 日
◇事業開始日  2012 年7 月2 日
◇本店所在地  東京都
◇代表者 : 代表取締役会長兼共同CEO 石切山 俊博  代表取締役社長兼共同CEO 長野 明
◇資本金  1 億円
◇出資比率  グラクソ・スミスクライン 50%、第一三共 50%
◇主な事業内容  日本国内における予防ワクチンの開発、販売
◇社員数  約200 名 (うちMR 約120 名)

<グラクソ・スミスクラインの概要>
・商号  グラクソ・スミスクライン株式会社
・代表者  代表取締役社長 フィリップ・フォシェ
・設立  1953 年8 月18 日
・所在地  東京都渋谷区千駄ヶ谷
・資本金  20 億6,741 万円
・事業内容  医療用医薬品、一般用医薬品、トイレタリー製品の研究開発、輸入、製造、販売
・従業員数  約3,500 人