2012年03月06日
アジレント、EDAソフトウェアをオンテック社が採用
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー

アジレント・テクノロジー(本社・東京都八王子市、梅島正明社長)は6日、EDAソフトウェア「Agilent ADS(アドバンスト・デザイン・システム)」が、オンテック社のプリント基板回路設計に採用されたと発表した。

オンテック社では、プリント基板回路設計において、従来から使われている回路図上での伝送経路解析やアイパターン解析を行ってきた。しかし、プリント配線基板で扱われる信号が高速化し、これらのツールでは高精度な設計が困難なため、EDAソフトウェアの導入を検討していた。

「Agilent ADS」では、実際のレイアウト形状を用いた伝送線路の電磁界解析を高速度かつ高精度に実行できるだけでなく、電磁界解析結果を利用して高精度なトランジエント改正、高速アイパターン解析を行うことが可能であることから、オンテック社では「Agilent ADS」の採用を決定した。