2012年03月07日
エーザイ、世界初のてんかん治療剤の承認申請を米国FDAが受理
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:エーザイ

エーザイは、同社が創製したAMPA受容体拮抗剤「ペランパネル(E2007)」について、てんかん患者の部分発作を適応症とする新薬承認申請が米国食品医薬品局(FDA)に受理されたことを明らかにした。

FDAは、今回の申請について、アクション・デート(審査終了目標日)を2012年10月22日と定めた。

「ペランパネル」は、エーザイが創製した新規化合物で、AMPA受容体に対して高選択非競合的に拮抗する世界で初めてのてんかん治療剤となる。同社は、てんかん領域を重点疾患領域のひとつと位置付けており、この分野で複数の治療選択肢を提供することで、患者や家族の悩みに応えたいとしている。