2012年03月09日
JNC、オキソ誘導品を値上げ 4月納入分から25円
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:JNC

JNC(本社:東京都千代田区、森田美智男社長)は9日、原料価格の高騰に対応するため、オキソ誘導品の値上げを決めた。

対象製品は、ノルマルブチルアルデヒド(NBA)、イソブチルアルデヒド(IBA)、オクタノール(OA)、ノルマルブタノール(NBO)、イソブタノール(IBO)、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、CS-12、CS-16、イソ酪酸イソブチル(IBIB)、オクチル酸などオキソ誘導品の全製品で、4月1日納入分から1キログラム当たり25円の値上げを実施する。

原料ナフサ価格は、原油高を背景にさらに騰勢を強め、今年第2四半期(4-6月)以降の国産基準価格は63000/KLレベルに達すると予想されている。自助努力で吸収できる範囲を超えているとして製品価格への転嫁を決めた。