2012年03月19日
日本化学会、「化学遺産市民公開講座」3月25日
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:日本化学会

日本化学会・化学史学会は、日本化学工業協会などの共催で「第6回化学遺産市民公開講座/継続する化学遺産認定」を3月25日13時に横浜市北区の慶応義塾大学日吉キャンパスで開催する。
参加費は無料(講演資料代1000円)。

日本化学会化学遺産委員会は、平成21年から化学関連の学術遺産あるいは化学技術・産業遺産の中で特に歴史的に高い価値を有する貴重な資料を認定する「化学遺産認定制度」を創設し、これまで2回にわたり10件を認定してきた。

今回の公開講座は、第3回認定の化学遺産7件について紹介する。

講演テーマは、「大学博物館による化学遺産の発掘/眞島利行ウルシオール研究関連資料」、「田丸節郎資料(写真および書簡類)/Fritz Haberの交流と学術振興」、「鈴木梅太郎とビタミンB1/化学で拓く生命科学」、「わが国染料業界のピンチをチャンスに変えたベンゼン精留装置」、「硬質塩化ビニル管の誕生秘話/2日間の大一番」、「現代に生きる国産合成繊維ビニロンの系譜」、「小野田セメント徳利窯が語るもの」―の7件。

参加申し込み・問い合わせ先は、日本化学会事務局企画部化学遺産委員会(TEL:03-3292-163)。