2012年03月19日 |
タカラバイオ、FDAにエイズ遺伝子治療の臨床試験資料提出 |
【カテゴリー】:ファインケミカル(海外) 【関連企業・団体】:タカラバイオ |
タカラバイオは19日、米国ペンシルベニア大学と共同で、HIV を対象とした、MazF遺伝子治療の第1相臨床試験を米国で実施するための臨床試験実施申請資料を米国食品医薬品局(FDA)に提出したと発表した。 MazF 遺伝子治療は、大腸菌由来のRNA 分解酵素であるMazF を利用したHIV感染症に対する遺伝子治療法で、同社は米国で臨床試験を実施するため、ペンシルベニア大学医学部のカール・ジューン(Carl June)教授らのグループと共同で申請に向けた準備を進めていた。 【臨床試験概要(予定)】 ◇治験依頼者 : タカラバイオ株式会社/ペンシルベニア大学 ◇対象患者 : HIV-1 陽性の成人男女 ◇評価項目 : MazF導入自己CD4 陽性T細胞の安全性、忍容性及び免疫原性 ◇患者数 : 12名 ◇試験期間 : 3年間 ◇実施施設 ドレクセル大学医学部 感染症/HIV 治療部門 クリニカルリサーチセンター(ペンシルベニア州) ◇治験責任医師 : Jeffrey Jacobson, MD ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1332125305.pdf |