2012年03月27日 | |
三菱樹脂・山東工場 CO2排出削減へエネルギー転換 | |
【カテゴリー】:経営(環境/安全) 【関連企業・団体】:三菱樹脂 |
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三菱樹脂は27日、主力工場である山東工場(滋賀県米原市)のボイラー燃料を重油から都市ガスに転換したと発表した。さらに今年12月をめどに、VOC(揮発性有機化合物)燃焼処理炉の燃料も灯油から都市ガスに転換する。 設備投資額は約4億円。これにより同工場のCO2(二酸化炭素)排出量は、前年度比年間約1万トン削減できる見込みだ。 同社は、環境負荷低減のため、CO2の排出削減や省資源化、ゼロエミッション活動などに積極的に取り組んできた。CO2は、2015年度までに国内事業全体で4万トンの削減目標を掲げ、高効率空調システムの導入や生産性の向上、新エネルギー導入などを推進してきた。 山東工場では、製造ラインの熱源として使用する蒸気発生用ボイラーの燃料と、フィルムのコーティングに用いる有機溶剤から発生するVOCを燃焼処理するための排ガス炉燃料をそれぞれ都市ガスに切り替える。これによりボイラーで年間約8,000トン、排ガス炉で同約2,000トン、合計約1万トンのCO2排出量削減が可能となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1332815487.pdf |