2012年03月27日 |
味の素製薬と武田薬品、月1回投与の骨粗鬆症治療剤を申請 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:味の素、武田薬品工業 |
味の素製薬(本社・東京都中央区、豊田友康社長)と武田薬品はこのほど、骨粗鬆症治療剤「リセドロン酸ナトリウム水和物」の月1回投与製剤について厚生労働省に製造販売承認申請を行った。 リセドロン酸ナトリウム水和物は、骨吸収を抑制するビスフォスフォネート製剤で、現在、世界約100カ国で骨粗鬆症の治療剤として承認・販売されている。日本では、2002年から1日1回投与製剤が、2007年から週1回投与製剤が販売されており、海外では2008年から月1回投与製剤も販売されている。 月1回投与製剤とすることで、1日1回や週1回の投与製剤と比較して服用頻度を軽減できるため、患者の治療の継続実施が期待できる。また、承認を取得すれば、日本におけるビスフォスフォネート系骨粗鬆症治療剤で唯一、1日1回、週1回、月1回という3つの異なる経口投与剤を揃えることになり、医療関係者や患者のライフスタイルに合わせた最適な製剤を選択することが可能となる。 |