2012年03月28日 |
昭和電工、エチレンプラント一時停止 冷却工程に不具合 |
【カテゴリー】:経営(環境/安全) 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は28日、大分コンビナートのエチレンプラントについて、冷却工程に不具合が生じたため、約2カ月間運転を全面停止することになったと発表した。 エチレンプラントは3月18日に冷却工程の設備不具合が発生しこれまで点検を行ってきたが、28日、この冷却工程に補修が必要であることが判明した。 同プラントは当初、年産能力約69万5000万トン/年(非定修年)のうち、20万トン部分の分解炉は定期修理のため3月7日から29日の間停止し、49万5000万トン部分の分解炉はクリーニングのため3月15日から21日間、生産を停止し、3月30日からは全工程の生産を再開する予定だったが、今回の設備補修のため再開を延期する。 生産再開は現在のところ、5月中の予定。 同工場のエチレンプラントは、以前は2系列により生産していたが、2000年にコンプレッサーを改造した際、精製工程を1系列化したため、今回の場合、全面停止せざるを得ないと説明している。 当面、必要なエチレン、プロピレン等の原料は外部手当していく方針。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1332919698.doc |