2012年03月29日
JX開発、メキシコ湾沖超深海部から天然ガス産出確認
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:JX日鉱日石開発

JX日鉱日石開発は29日、100%出資の米国法人 JX Nippon Oil Exploration が米国メキシコ湾沖合、デイビー・ジョーンズ構造の超深部高温高圧層から天然ガスの産出を確認したと発表した。

オペレーターのマクモラン社(本社:米国)など3社と共同で2009年8月から探鉱事業を行ってきた。

デイビー・ジョーンズ構造は、ルイジアナ州の沖合約25キロ、水深約6メートルの浅海域の超深部に位置している。

2010年1月には、South Marsh Island 230鉱区の試掘井(掘削深度:約9300メートル)により、超深海部に天然ガスが存在していることを発見。さらにその後、同234鉱区からその広がりを確認している。

浅海超深海部の探鉱・開発は、米国メキシコ湾でも未開拓の領域のため、天然ガスの産出を実証した意義は大きいとしている。今後さらにテスト・評価作業を進め早期の生産開始を目指す。

JX Nippon Oil Explorationの保有する権益比率は12.0%。