2012年03月30日
2月の鉱工業生産 1.2%低下、基調判断は「持ち直しの動きで推移」
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計)
【関連企業・団体】:経済産業省

経産省は30日、2月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)速報値を発表した。

生産は前月比1.2%低下の94.1、出荷は1.1%上昇の95.7だった。生産のマイナスは3カ月ぶり。

製造工業生産予測調査によると、2月、3月とも上昇を予測している。

基調判断は1月の「生産には持ち直しの動きがみられる」に続き、2月も「生産は持ち直しの動きで推移している」とした。

化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比0.5%上昇の87.6、出荷0.5%低下の85.7、在庫0.7%低下の99.1、在庫率は6.8%低下の106.8だった。生産は2カ月連続の上昇、出荷は2カ月ぶりのマイナス。

プラスチック製品工業は生産が前月比0.9%低下の89.9、出荷0.6%低下の90.1、在庫は0.0%の96.0、在庫率は3.5%低下の103.7だった。生産は5カ月ぶり、出荷は3カ月ぶりのマイナス。