2012年04月03日
エーザイ、皮膚T細胞リンパ腫治療剤のライセンスをミノファーゲンに供与
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:塩野義製薬

エーザイとミノファーゲン製薬は2日、皮膚T細胞リンパ腫治療剤「bexarotene(一般名)」に関して、アジア・オセアニア・中東・東欧等におけるライセンス契約を締結したと発表した。

具体的には、エーザイがミノファーゲン製薬に対して、アジア・オセアニア・中東・東欧等における本剤の独占的開発権ならびに商業化権を供与する。

本剤は、1999年に米国ライガンド社が米国における希少疾病用医薬品として承認され、現在では欧米20カ国以上で再発性および難治性皮膚T細胞リンパ腫の治療剤として承認・販売されている。

エーザイは2006年にライガンド社から製品買収し、全世界での独占的な権利を獲得し、米国ではエーザイの米国子会社が販売している。また、日本における独占的開発権ならびに商業化権は2011年3月にエーザイがミノファーゲン製薬に供与している。