2012年04月06日
アステラス製薬の「ミラベグロン」、FDA諮問委員会が承認推奨
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は6日、過活動膀胱(OAB)の適応症で審査中の「ミラベグロン」について、5日(米国時間)に開催された米国食品医薬品局(FDA)諮問委員会で有用性が認められ、承認が推奨されたと発表した。

FDAの最終審査終了日は2012年6月29日の予定。

「ミラベグロン」は、同社が創製・開発した1日1回経口投与の選択的アドレナリン受容体作動薬で、安全性と有効性は、これまでに実施された多くの臨床試験で検証済み。


アステラス製薬は2011年8月、欧州医薬品庁(EMA)とFDAにそれぞれ同剤の販売許可を申請した。日本では「ベタニス錠」の製品名で2011年9月から販売中である。