2012年04月06日
コノコフィリップス、川下事業を分離
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

コノコフィリップスは4日、川下事業をスピンオフし、フィリップス66として独立させると発表した。

石油・ガス開発と生産事業をコノコフィリップスとして残し、石油精製・販売などの川下事業をフィリップス66とする。

昨年7月に、「独立した2社に分け、それぞれの分野に注力することで、個々の戦略を推進しやすくする」とし、分離の準備を進めてきた。

現在の株主に株式2株当たり1株のフィリップス66の株を渡す。フィリップス66も上場し、両社は株の持ち合いを行わない。

コノコフィリップスは2002年にフィリップスとコノコが合併したもので、フィリップスの石油化学部門は2000年にシェブロンの石化部門と統合して50/50JVのシェブロン・フィリップス・ケミカルとした。

このJV会社はフィリップス66の子会社となる。