2012年04月09日
富士フィルム、小型・軽量のシネマカメラ用レンズ新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:富士フイルム
シネマカメラ用レンズ

富士フイルムは9日、小型・軽量のシネマカメラ用レンズ新製品「FUJINON ZK4.7×19」を8月下旬から発売すると発表した。

焦点距離19ミリから90ミリまで対応した、高性能ポータブルタイプ。レンズとドライブユニットを一体化することで、2.7キログラムの小型・軽量ボディを実現した。

このところ、シネマカメラのコンパクト化に伴い、レンズにも小型・軽量化が求められている。とくに映画制作現場では、レンズとドライブユニットをそれぞれ装着する必要があるため、撮影機材が大型化し重くなるという問題があった。

主な特徴として、
(1)高い光学性能と小型軽量ボディを実現した
(2)撮影シーンを拡大させるマクロ機能を搭載
(3)着脱可能なドライブユニットを採用した
(4)レンズデータを高分解能で出力する「ロータリーエンコーダ」を搭載した

などをあげており、映画だけでなく、テレビカメラ用レンズとしても使用できる。

同製品は4月16日~19日にアメリカのラスベガスで開催される米国最大の放送機器展示会「NAB2012」に出展する。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1333943089.pdf