2012年04月17日 |
住友化学、水酸化アルミニウム、アルミナ 7月から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は17日、水酸化アルミニウムおよびアルミナの価格改定を実施することにし、需要家との交渉に入ると発表した。 7月1日納入分から、水酸化アルミニウムは1キログラム当たり7円以上、アルミナは同10円以上値上げする。 同社は、愛媛工場で進めてきたアルミナ原料のボーキサイトから水酸化アルミニウムへの転換計画を完了したが、これに伴う設備投資負担の増加などにより製造コストが上昇したため、事業収益の改善を図る。 水酸化アルミニウムは主に人工大理石や難燃剤、水の浄化処理剤などに使用される。アルミナは自動車のスパークプラグ、液晶ガラス、耐火用レンガなどの原材料として用途を持つ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1334627115.pdf |