2012年04月17日 |
DSM、ベレニウム社からフードエンザイム事業を買収 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:DSM |
DSMジャパンは17日、オランダのDSM本社が米国ベレニウム社から食品用酵素および油糧種子加工分野の特定資産とライセンス取得などを含む最終契約を締結したと発表した。取得対価は総額3700万ドル。 今回取得したのは、ベレニウム社の油糧種子加工事業とIPポートフォリオ、特定食品用酵素に係るライセンス、ベレニウム社が独自技術で創出する生物多様性ライブラリーへのアクセス権などで、これらの事業の2012年の予想売上高は約1500万ドル。その後も成長率は加速すると見込まれている。 DSMが買収したこれらの資産は、DSMニュートリション部門の事業戦略に合致するもので、「持続的な価値成長」およびDSMの食品用酵素事業とその能力の強化・拡大に寄与する。 これらの資産とライセンスの取得により、DSMは産業バイオテクノロジー事業(油糧種子加工など)を拡充し、食品用酵素の技術革新パイプラインを強化することができるとしている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1334650611.pdf |