2012年04月19日
旭硝子、ブラジルにガラス工場建設 18日定礎式
【カテゴリー】:経営(海外)
【関連企業・団体】:旭硝子

AGC(旭硝子)は19日、経済成長著しいブラジルにガラス工場を新設し、建築用ガラス及び自動車用ガラス事業をグローバル展開すると発表した。総投資額は約400億円、2013年中に一部設備が稼動開始する。
2016年時点でフロートガラス年産22万トン、自動車用ガラス同50万台分の能力まで拡大する。

AGCグループ100%出資の現地子会社、AGCガラス・ブラジル社が事業運営する。
工場はサンパウロ州グアラティンゲタ市に建設。すでに整地を終えて、基礎工事に着手している。
4月18日、政府首脳ら関係者400人を招いて定礎式を行なった。

ブラジルは世界経済の成長を牽引する新興国の一つ。2010年には年率7.5%の高い成長を遂げ、今後も安定的な成長が見込まれている。

今回建設する新工場には排気ガス処理、省エネ、省水資源対策などに最新技術を投入し、南米で最も環境負荷の低いガラス工場をめざす。


【AGCガラス・ブラジルの概要】
社名  AGCガラス・ブラジル
所在地  サンパウロ州 グアラティンゲタ市
出資比率  AGCグループ 100%
操業開始  2013年
事業内容  建築用ガラス、自動車用ガラスの製造・販売
生産能力(2016年時点)  フロートガラス(22万トン/年)、自動車用ガラス(50万台分/年)
従業員数  約500名
社長  Davide Capellino


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1334804773.pdf