2012年04月19日 |
積水化成品、「ピオセラン」 高耐熱の新規グレード開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は19日、ポリスチレンとポリオレフィン複合樹脂発泡体「ピオセラン」で、さらに高耐熱・高倍率を実現した新規ピオセラン原料の開発に成功したと発表した。 すでにわが国大手自動車メーカー各社に下肢部衝撃吸収材、ドアパッド、バンパーアブソーバー、かさ上げ材、シート芯材、ツールボックス等の部材として採用されており、今年度から量産体制に入る。 従来の「ピオセラン」と比較して以下のような特徴がある。 (1)耐熱性が約10%優れている。 (2)発泡倍率は、40倍まで対応可能です。(従来品は、20倍まで) (3)EPPと比較して、強度(曲げ、圧縮)が従来品よりアップする。 肉抜き等による軽量化が可能。 (4)新たに耐燃焼性に優れたグレードが加わったことにより、耐燃焼性が必要な鉄道車両や航空機での採用が期待される。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1334804919.pdf |