2012年04月20日
帝人ファーマ、痛風・高尿酸血症治療剤が「科学技術賞」受賞
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:帝人ファーマ

帝人ファーマ(本社:東京都千代田区、荒尾健太郎社長)はこのほど、同社が創製した新規痛風・高尿酸血症治療剤「フェブキソスタット」が平成24年度科学技術分野の文部科学大臣表彰で「科学技術賞(開発部門)を受賞した。すでに「平成24年度日本薬学会創薬科学賞」を受賞しており、ダブル受賞となった。

今回受賞した「科学技術賞(開発部門)」は、わが国の社会経済、国民生活の発展向上などに寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を対象としている。

「フェブキソスタット」は、世界で40年ぶりとなる新規尿酸生成抑制剤で、1日1回の投薬で血中尿酸値を治療目標である6.0mg/dL以下まで低下させ、長期に維持できることが証明されている。

すでに日本を含めた19カ国で販売を開始しており、全世界で年間1000-1600億円の売上高を目指している。