2012年04月20日

横浜ゴム、大震災被災地で「千年の杜づくり」植樹会

【カテゴリー】：環境/安全 【関連企業・団体】：横浜ゴム

横浜ゴムでは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、岩手県・大槌町が掲げた「いのちを守る森の防潮堤」づくりに賛同し、4月30日、同社主催による森づくり植樹会を開催する。 同植樹会では、震災がれきを有効利用し、植樹マウンドに利用可能な木質系がれきや土砂、コンクリート片などの不燃がれきを用いる。震災がれきの利用は、がれき処理のコスト削減や焼却処理によるCO2発生を抑制でき、苗木の発育促進にも効果がある。 植樹会当日は、碇川豊大槌町長や地域住民、協賛企業各社が参加の予定。 横浜ゴムからは南雲忠信会長兼CEO、野地彦旬社長をはじめ幹部、従業員らがボランティアで参加し、常緑広葉樹の苗木およそ3,000本を植樹する。 大槌町は東日本大震災と津波によって、死者802人、行方不明者479人（2012年1月31日現在）と甚大な被害に見舞われた。しかし同町は、「海の見える、つい散歩したくなる“美しいまち”」を復興計画のひとつに掲げ、災害に強く、緑豊かな防潮堤をつくろうと立ち上がっている。 横浜ゴムは、2007年から従業員が中心となり、新しい森づくり「千年の杜」プロジェクトを推進してきた。 今回プロジェクトは、提唱者の宮脇昭氏（植物生態学者／横浜国立大学名誉教授）が直接指導する。同氏は東北地方の太平洋沿岸およそ300キロメートルにわたって「大津波に強い森」をつくる計画を進めている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1334905979.pdf