2012年04月24日
中外製薬・第1四半期大幅増益 純利益93億円
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬が24日発表した2012年12月期第1四半期(1-3月)連結決算は、売上高、、営業利益とも前年同期を上回り、最終利益は87.3%と大幅増益の93億4200万円だった。売上高は5.4%増の903億円と増収になった。

抗インフルエンザウイルス剤「タミフル」は、インフルエンザの流行で前年同期比102.7%増の75億円となった。
海外売上高は109億円で同84.7の増収。昨年は「アクテムラ」のロッシュへの輸出が大震災の影響で出荷延期となったことが同期比増収につながった。また今年は海外販売国数が70カ国以上と順調に増加した。


【中外製薬・2012年第1四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )前年同期比増減率%
◇売上高      90,256(5.3)
◇営業利益     16,615(6.8)
◇経常利益     16,304(△2.3)
◇当期純利益    9,342(87.3)
◇1株当たり純利益   17.17円(9.17円)

<2012年12月期・通期(連結)予想>
◇売上高      418,500(12.0)
◇営業利益     80,000(28.1)
◇経常利益     80,500(26.6)
◇当期純利益    40,000(39.1)
◇1株当たり純利益   90.04円