2012年04月25日
NEDO、ウクライナで319件のGISプロジェクト実施
【カテゴリー】:環境/安全(海外)
【関連企業・団体】:NEDO

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は24日、ウクライナ環境投資庁(SEIA)との間で排出量取引の際に交わしたグリーン投資スキーム(GIS)に関する契約に基づき、ウクライナ国内の学校・病院等の窓枠交換、壁及び屋根の断熱性向上など、319件の省エネルギープロジェクトを実施することで合意したと発表した。

社会主義時代に建てられた、ウクライナの学校や病院といった公共施設は、断熱性が低く、とくに厳しい冬場での利用には不都合をきたしていた。

NEDOは、SEIAと協力しながら319件のプロジェクトをウクライナで実施し、同国における温室効果ガス排出量削減活動を推進するとともに、同国内における省エネルギー意識の向上に貢献していく方針である。