2012年04月25日
アステラス製薬、開発中の新薬で米ドレイス社と提携
【カテゴリー】:経営(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は25日、米国ドレイス ファーマシューティカルズ社が運営するテルサ― ファーマ社に、アステラス製薬が創製し、潰瘍性大腸炎を対象疾患として開発を進める新薬(ASP3291)の資産を移転する契約を締結したと発表した。

テルサ―社は同剤を開発・商業化するために設立した会社であり、実際の開発業務はドレイス社が行う。
アステラス製薬は、研究開発プロセスのマルチトラック化(マルチトラックR&D)に積極的に取り組んでおり、今回の提携はその一環となる。

アステラス製薬は今回の提携により、テルサ―社から契約締結一時金、同剤の売り上げに応じたロイヤルティを受け取る。

また、テルサ―社が同剤で他社と提携する場合、アステラス製薬が独占交渉権及び第一先買権、日本以外の市場での非独占交渉権を持つことになる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1335321245.pdf