2012年04月27日 |
昭電、窒化ガリウム系LED素子 豊田合成と合弁事業化 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:昭和電工、豊田合成 |
昭和電工は27日、今年内をめどに窒化ガリウム(GaN)系青色LED素子事業を分離・別会社化し、株式の70%を豊田合成に譲渡することを決めたと発表した。 昭電は4元(AlGaInP)系、ガリウムヒ素(GaAs)系・ガリウムリン(GaP)系、GaN系など多種類のLED素子を開発し、事業展開している。 これらのうち豊田合成も独自に展開しているGaN系LED素子に絞り、今回両社で合弁事業化することにした。 豊田合成はGaN系LEDの世界大手で、自動車のヘッドランプや車内照明用などを中心に生産を拡大してきた。豊田合成の傘下とすることで、両社の提携関係強化を図る。 また、高輝度化や生産効率向上など、研究開発面でのシナジー効果を活かす。 GaN系LED素子以外のLED事業は、赤色、青色などの照明用として有望なので従来通り昭電が単独推進する。 【新会社の概要】 会社名(仮称) :TSオプト株式会社(英文名 TS Opto Co., Ltd.) 設立時期 :2012年12月(予定) 所在地 :千葉県市原市八幡海岸通り5番の1 資本金 :設立時 約4.9億円(予定) 出資比率 :豊田合成 70%、昭和電工 30% 事業内容 :GaN系LED製品の製造・販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1335507234.doc |