2012年05月10日 |
帝人ファーマ、日本初の点滴投与型骨粗鬆症治療剤を発売 |
【カテゴリー】:経営(新製品/新技術) 【関連企業・団体】:帝人ファーマ |
帝人ファーマ(本社・東京都千代田区、荒尾健太郎社長)は10日、日本で初めての点滴投与型骨粗鬆症治療剤「ボナロン点滴静注バッグ」(一般名:アレンドロン酸ナトリウム水和物)を同日から販売開始したと発表した。 この骨粗鬆症治療剤は、アレンドロネート経口剤で有効性が確認された成分を静脈内に点滴投与する、日本で初タイプの製剤で、経口剤のような服薬上の制約がない。また、従来の経口剤は、1日に1度もしくは1週間に1度の服用が必要であったが、本剤は4週間に1度の通院時に確実に投与するため、服用漏れを防ぐことができる。 同社は、国内の骨粗鬆症治療剤市場でトップシェアを持つが、本剤はピーク時に年間70億円以上の売り上げ(薬価ベース)を見込んでいる。 |