2012年05月11日 |
カネカ・3月期決算、増収減益 円高・原料高響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカが11日発表した2012年3月期決算は前期比増収減益で、最終利益は構造改善費用(44億円)を特別損失として計上したこともあり同54%減益の54億円だった。売上高は4,693億円で3.4%の増収となった。 塩ビ樹脂は原燃料価格の上昇や円高の影響を受けたが、国内市場向け販売数量が増加した。 エレクトロニクス事業は大震災及びタイ洪水によるサプライチェーンの停滞、世界的な景気低迷に伴う需要不振の影響を受けた。 太陽電池は国内市場向け販売は順調に伸びたが、欧州市場の需要不振から海外向け販売は円高もあって苦戦を強いられた。 【カネカ・2012年3月期通期(連結)決算】単位:百万円 ( )前期比増減率% ◇売上高 469,289(3.4) ◇営業利益 13,151(△38.1) ◇経常利益 12,658(△39.7) ◇当期純利益 5,402(△53.5) ◇1株当たり純利益 15.96円(34.28円) <2013年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 500,000(6.5) ◇営業利益 20,000(52.1) ◇経常利益 18,500(46.2) ◇当期純利益 10,500(85.1) ◇1株当たり純利益 29.68円 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1336720778.pdf |