2012年05月14日 |
旭化成子会社、中国に感光性ドライフィルムレジスト第2拠点 |
【カテゴリー】:経営(海外) 【関連企業・団体】:旭化成イーマテリアルズ |
旭化成イーマテリアルズ(本社:東京都千代田区、太田哲朗社長)は14日、中国江蘇省常熟市にプリント配線板回路用感光性ドライフィルムレジスト「サンフォート」(商品名)の新工場を建設すると発表した。 2011年7月に設立した100出資子会社「旭化成電子材料(常熟)有限公司」が年産120百万平方メートル能力の新工場を建設する。稼動開始は2013年9月の予定。投資額は非公開。 中国内では江蘇省蘇州に続く第2拠点となる。 生産能力は現在、富士工場(静岡県)に年産9000万平方メートル、中国・蘇州に同2億8000万平方メートル。今回の常熟1億2000万平方メートルと合わせると、世界トップクラスの4億9000万平方メートルとなる。 ドライフィルムレジストとは、プリント配線板用感光性フィルムのことで、銅張積層板の上に張り付けて回路を形成する。ポリエステル製のベースフィルム、感光層、ポリエチレン製のカバーフィルムの3層構造。パソコン、スマートフォン・携帯電話、タブレットPC、自動車用電装品などの市場拡大に伴い、今後さらに需要の増大が見込まれている。 【旭化成電子材料(常熟)有限公司の概要】 ・所 在 地 :中国江蘇省常熟市東南経済開発区 ・資 本 金 :40 百万US$ ・生産能力 :約120 百万平方メートル/年 ・稼動時期 :2013 年9 月予定 ・株 主 :旭化成イーマテリアルズ 100% ・事業内容 :配線板用感光性ドライフィルムレジスト「サンフォート」など電子材料の製造及び販売 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1336971881.pdf |