2001年01月19日 |
参天製薬、日本オルガノンと緑内障治療薬の開発・製造・販売契約を締結 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:オルガノ |
参天製薬と日本オルガノンは19日、塩酸ロメリジンの緑内障治療薬としての世界独占開発・製造・販売に関する契約昨年12月21日付でを締結した、と発表した。 塩酸ロメリジンは、カルシウム拮抗作用を有する片頭痛薬として開発され、日本オルガノンがすでに日本国内で「テラナス」の商品名で販売しているが、塩酸ロメリジンの基礎研究において、血管膨張作用による眼循環(網膜および視神経乳頭)改善作用も明らかになっている。緑内障は、眼血流の低下が病因の一つである可能性があり、両社では眼循環改善作用を有する塩酸ロメリジンが、視野欠損の進行を抑制する作用を有した新タイプの緑内障治療薬になると考えている。 なお、日本オルガノンは、蘭アクゾノーベルグローバル医療用医薬品担当会社N.V.オルガノンの100%出資子会社。 |