2012年05月17日
5月18日は「国際植物の日」、39カ国500以上の団体が参加
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:理化学研究所

理化学研究所は、欧州植物科学機構(EPSO)が昨年秋に提唱した「国際植物の日/世界のみんなで植物の大切さを考える日」の趣旨に賛同し、イベントの開催や国内コーディネート業務に全面協力する。

5月18日の「国際植物の日」には、世界39カ国、500を超える機関・団体が植物科学の面白さや植物の大切さを伝えるため、講演、施設公開、実験教室、自然観察、サイエンスカフェなどのイベントを開催する。

日本ではこの日、植物に関連する10の学会が協賛し、17以上のイベントや小中高13校と大学との連携活動が行われる。

理研では、5月18日開催の国際観光デザインフォーラム「デザインがつなぐ植物と生活」(神奈川県鎌倉市)に講師を派遣する。また、5月19-20日に開催される「シロイヌナズナを観察しよう!」(名古屋市科学館)にも協力する。6月22日には理研サイエンスセミナー「いのちの色の理由」を開催する。

植物科学は、農業、園芸、林業、紙、繊維、化学物質、エネルギー、医薬品などさまざまな分野に関わりがある。理研ではこの活動を通して、世界中の人たちと一緒に植物の大切さを見直し、植物科学の重要性をアピールしていく方針である。