2012年05月21日 |
阪大が「IT創薬」実用化へ、従来に比べ100倍以上の効果 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は21日、NEDOの創薬加速支援事業の一環として、医薬品候補化合物をコンピュータシミュレーションにより探索する「IT創薬」の研究開発を進めていた大阪大学蛋白研究所が基盤技術の開発・実証に成功したと発表した。 今回開発したシミュレーション技術を用いて鎮痛・鎮静薬の候補化合物を探索したところ、従来のコンピュータ手法で得られる化合物に比べ100倍以上高い効果を示す化合物を取得することができた。 この成果は、さまざまな医薬品候補化合物の探索にも有効で、「IT創薬」が実用化段階に入ったことを示している。 |