2012年05月23日
VEC新会長に信越化学の森俊三社長
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会
森俊三会長(総会後のパーティで)

塩ビ工業・環境協会(VEC)は22日の総会で、任期満了の中原茂明会長(トクヤマ会長)および宮島正紀副会長(信越化学工業取締役)の後任に、森俊三会長(信越化学工業社長)と山本寿宣副会長(東ソー常務)を選任し、就任した。任期は2年。

総会後の懇親会で、会長に就任した森俊三・信越化学工業社長は「当協会の初代会長は、信越化学の現会長の金川であり、歴代のVEC会長の名に恥じないように努めたい」と挨拶した。さらに、「過去、塩ビから非塩ビの素材へ代替したいろいろな分野で、塩ビへの回帰の動きが着実に進んでいる」としたうえで、「今後のVECの活動も、この動きをさらに進め、需要回帰、新規用途開発などにより塩ビ産業の復活に取り組んでいきたい」と強調した。

この後、来賓として出席した経済産業省製造産業局の川上景一審議官は「今、産官の連携が重要な時期を迎えている」としたうえで「企業環境の整備に尽力したい」と挨拶した。