川崎事業所のプラスチックケミカル・リサイクルプラント

昭和電工は23日、産業廃棄物の再資源化を強化し、全事業所のゼロエミッション（廃棄物の排出をなくす）化を目指すと発表した。

現在、産廃・廃アルカリの再利用や廃油・廃プラスチックの燃料化などにより、すでに全17事業所のうち9事業所でゼロエミッションを達成しているが、まだ年間発生量の2.2%（約2400トン）分は最終的に埋め立て処分している。

このため、川崎事業所（神奈川県）のプラスチックケミカル・リサイクルプラントを有効活用し、国内各事業所で発生した有機系排出物を集め、アンモニアと炭酸ガスの原料として再資源化する。

こうした取り組みにより、2015年には最終埋め立て処分量を年間発生量の1％以下に半減する。
また、産業廃棄物の外部委託費用を現状の半分、5億円に削減する計画である。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1337739472.doc

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