2001年01月19日
独バイエル、欧米で1億ユーロ投じEPDMを増強
2003年に18万5,000トン体制を構築
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:バイエル

 独バイエルは、ドイツ・マールと米国テキサス州オランジェでEPDM(エチレン・プロピレン・ジエン・ゴム)の増強を進めている。この結果、2003年にはトータルで年産18万5,000トン体制を構築する。
 現在マールでは、年産5万5,000トンの第3系列の増設に取り組んでおり、完成により既存2系列計6万トン設備との合計で11万5,000トンに拡大する。一方オランジェでは、設備の近代化を進めていく方針で、これにより既存設備の生産能力を7万トンまで引き上げる。
 これらの増強計画について同社は、需要の増加に対応するものであるとしており、長期的には世界最大のEPDMメーカーを目指している。