2012年05月23日
日化協、技術賞と安全表彰事業所を決定
【カテゴリー】:行政/団体(新製品/新技術)
【関連企業・団体】:日本化学工業協会

日本化学工業協会は23日、「第44回日化協技術賞」と「第36回日化協安全表彰の受賞事業所」を決定したと発表した。いずれも、5月28日の日化協定時総会で表彰式を行う。

「日化協技術賞」は、優れた化学技術の開発や工業化によって化学産業ならびに経済社会の発展に寄与した事業者を表彰する制度で、今年は応募のあった11件の中から選定した。

総合技術賞は富士フイルムの「フジタックの高品質、高効率溶液製膜技術開発による事業拡大」が受賞した。技術特別賞は住友化学の「有機金属気相成長(MOCVD)法による超高速通信デバイス用化合物半導体エピタキシャル基板の工業化」、環境技術は三菱化学、物質・材料研究機構、東京工科大学の共同開発による「白色LED用赤色蛍光体(CASN蛍光体)の開発」が選ばれた。

一方、安全表彰は、自主的な保安・安全衛生の推進の一環として、優れた安全活動を実施し業界の規範となる事業所を表彰するもので、19事業所の推薦(応募)があった中から選定した。
日化協「安全最優秀賞」は、JSR四日市事業所で、無災害記録時間1800万時間、無災害年数5年に達した。
また、日化協「安全優秀賞」は、昭和電工横浜事業所とJNC水俣製造所の2事業所が選ばれた。

ニュースリリース参照
(日化協技術賞)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1337748226.doc

(日化協安全表彰)
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1337748226.doc