2012年05月24日
近畿経産局、医療機器開発・参入へ「相談デスク」設置
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省近畿経済産業局は23日、本格化する関西イノベーション国際戦略総合特区事業を応援し、医療機器分野に参入しやすい環境を構築するため、バイオ医療機器技術振興課に「医療機器開発相談デスク」を設置した。

近畿経産局では、関西地域における医療機器分野の参入障壁となっている課題を調査した。
その結果、
(1)薬事法規制の障壁
(2)医療機器分野に関する相談窓口のわかりにくさ
(3)医療機器に対するニーズ・シーズ、市場規模の把握の難しさ
(4)研究開発費用の調達の難しさ
(5)医療機器特有の商慣行への対応の難しさ
(6)中小企業単独での参入が困難である
ーなどの課題があることがわかった。

近畿経産局は、これらの課題解決に向け、相談窓口を開設することが必要と判断した。
新設した「医療機器開発相談デスク」は、受付時間が土曜祝日を除く午前9時から午後5時まで。
相談内容は、支援機関等の相談窓口及び実施事業の紹介、医療機器分野への参入支援策の説明など。

問い合わせ先は、近畿経産局地域経済部バイオ・医療機器技術振興課(TEL:06-6966-6163)。