2012年05月25日 |
理研と武田薬品、中枢神経治療薬開発で連携センター |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:武田薬品工業、理化学研究所 |
理化学研究所はこのほど、武田薬品工業と共同で理研脳科学総合研究センター(理研BSI)内に「理研BSI―タケダ連携センター」を開設した。同連携センターは、現在有効な治療法が確立されていない「中枢神経疾患領域」において日本初の創薬、創薬技術開発という難問に挑む。 同連携センターの業務は、「新規創薬プラットフォームの構築」(従来の医薬品候補化合物の探索および臨床試験への橋渡し研究を進めるための基盤技術の開発を目指す)と「新規創薬ターゲットの探索及び機能解析」(疾患解明への新しいアプローチを研究し、将来の中枢神経疾患の新規創薬ターゲット発見を目指す)―が柱である。センターの開設期間は、2017年3月20日までの約5年間。 |